2004/12/07

グノー オペラ『ファウスト』 ~ ワルツ

歌あり

歌なし
 

ピアノ版(F.リスト編曲)


1839年にローマ大賞を獲得したグノーは、ローマ留学中の1839年から1842年までの間に、ジェラール・ド・ネルヴァルによってフランス語に翻訳されたゲーテの『ファウスト』を愛読しており、その第一部をオペラ化することに興味を抱くようになる。

実際にグノーは、早くても1849年頃には既に教会の場面における音楽の作曲を試みているが、この時点ではまだ構想の段階であったため作曲は途中で中断することにし、本格的に作曲が始められるのは6年後の1855年になってからのことだった。

1850年、ギリシャの女流詩人を題材にした3幕のオペラ『サッフォー』(Sapho)でオペラ作曲家としてデビューを果たす。以降オペラの作曲に全力で注いだが、いずれも失敗に終わっている。

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とある村で、マルグリートと村人たちが賑やかに合唱している。今日は、マルグリートの兄ヴァランティンが出征する日。ヴァランティンは、ジーベルとワーグナーらにマルグリートを頼む。

その中にメフィストフェレスは入っていき「金の子牛の歌」を歌う。その後、メフィストフェレスは悪魔であることがばれ退散する。

一方、ファウストはマルグリートに恋心を抱く。アリアやバレエ音楽とともに広く知られるこのワルツは、第2幕の終結部においてファウストがマルグリートに近づこうとする場面で演奏される音楽で、しばしば単独でも演奏される。
出典Wikipedia

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