第2番はトランペット、リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンを独奏楽器とする協奏曲だ。
コンチェルト・グロッソのような感じだが、楽章編成はソロ・コンチェルトそのものというのは、この第2番以降の協奏曲全てに当てはまる。
トランペットに極めて輝かしく技巧的な役割が与えられているため、トランペット協奏曲に思われがちだが、4つの独奏楽器がいかにバランスよく競演できるかが鍵となる。
モダン楽器のトランペットとリコーダーでは、リコーダーが聴こえず話にならない。
惑星探査機ボイジャーに人類を代表する音楽として、この第1楽章が選ばれた。
第1番とは対照的に、独奏楽器が合奏楽器をバックにノビノビと華やかに演奏される。
ブランデンブルク=シュヴェート辺境伯クリスチャン・ルートヴィッヒに献呈された6曲の協奏曲集は、現在ベルリンの国立図書館にバッハの自筆譜が残されている。
『ブランデンブルク協奏曲(Brandenburgische
Konzerte)』という名称は『バッハ伝』を著したシュピッタの命名によるもので、自筆譜にはフランス語で「いくつもの楽器による協奏曲集(Concerts
avec plusieurs instruments)」と記されているだけである。
この自筆譜には、代筆されたと推定されるフランス語の献辞が添えられており、2年前に伯の御前演奏をした際に賜った下命に応じて、作品を献呈する旨が記されている。
しかし、いつどのようにして御前演奏する機会を得たのかは、献辞に記された日付から1719年のことと推測されるものの、はっきりとは分かっていない。
献辞に示された動機を否定するものではないが、本作品が成立した本当の理由は就職活動だったのだろうと考えられている。
※Wikipedia引用
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