驚異的なメダルラッシュが続いた柔道の影に隠れてあまり目立ちませんが、実は絶好調なのが競泳陣です。北島選手の2冠ばかりではなくここまで5つのメダルを獲得し、競泳大国のアメリカ、オーストラリアに次ぐ好成績はまことに嬉しい誤算と言えるでしょう。
この日、最終日となった柔道が男女アベック金で締めくくり、表彰式が終わった後に中継されたのが競泳でした。午前1時半。このところ連日の夜更かしでそろそろ眠くなってきた瞼を擦り、女子200m背泳ぎの中村選手の銅メダルを見届けたところで寝ようと準備をしていると、ちょうど柴田選手の登場する女子800m自由形の決勝が始まりました。
(800mつーと、10分近くは掛かるな・・・)
と思いつつも、目の前で始まったものはやはり観てしまいます。前半の5分近くは、レースが大きくは展開しないのでどうしても瞼が重くなってきますが、それでも辛うじて塞がらずにいるのは、柴田選手が終始ピッタリと2位の好位置に付けているためでした。600mを過ぎた辺りからは、体一つ分近くあったトップのアメリカ選手との差が、目に見えて縮まって来ます。もう寝るどころではありません。
トップの選手は明らかに疲れが見えペースが落ちて来ていますが、逆に3位の選手がジワジワとペースをあげて来るという展開の中、最後のターンを終わってからの猛烈な追い上げで、ゴール直前に鮮やかな大逆転!!!
まるでバルセロナ五輪200mで魅せた、あの岩崎選手を髣髴とさせるような見事なレース運びは、なんと計算尽くめだったというから恐ろしい。欧米勢の牙城として、日本選手には最も可能性が低いと思われた自由形で金メダルという歴史的な快挙は、一段と日本選手団の勢いに拍車をかけていくのは間違いないでしょう。
これで競泳は北島選手の2冠に続く3つ目の金メダルで、メダル総数は7個と柔道に負けじとばかりの快進撃が続いています。
ソフトボール一次リーグでは、C国を相手に上野投手が五輪史上初の完全試合を達成。それにしても・・・プロ野球つまんねーな (゚c_,゚`)プッ
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