ハンマー投げ
マラソン以外の陸上競技では「68年ぶりの金メダル」という大きな期待の掛かったハンマー投げの室伏選手が惜しくも「銀」に終わったと思ったら、直後に「金」のハンガリーの選手に薬物疑惑が噴出しました。
選手側はIOC(国際オリンピック委員会)からの再検査の要請に対し「屈辱を受けた」と抗議の「引退表明」をし再検査を拒絶。しかしながら薬物をやっていないのであれば、疑惑をかけられた「屈辱」を晴らさないままにに引退表明をするという、この選手の一連の言動はどう考えても支離滅裂というしかないでしょう。
潔白ならば自ら進んで再検査をして、疑惑を晴らすのに躍起になるのが競技者として当たり前ではないのか。こうした不可解な態度をみるにつけ疑惑はかなり濃厚であるといわざるを得ず、最終的には失格となって室伏選手に(決して繰り上げではない)正当な「金」が一刻も早く手に渡る事を願いたい。真面目に努力してきた室伏選手にとっては、なんとも後味の悪い結果となったのは真に気の毒かつ残念な事である。
シンクロのところでも書いたように、オリンピックを仕切っているのは欧米系人種であるだけに、前回の篠原選手(柔道)の時のように疑惑を解明せぬまま、ウヤムヤのうちに蓋をされる事だけはないよう願いたいものだ。
※と書いた後に、疑惑選手失格のニュース速報が・・・NHKよ「繰り上げ金」とは、なんと失礼な!
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