史上最高のメダルラッシュに沸いた、アテネ・オリンピックが終わりました。
初日の柔道アベック金ですっかり勢いづいた日本は、前半戦の柔道・競泳を中心とした目を瞠る快進撃によって、終わってみれば
金16.銀9.銅12
という、過去最高の素晴らしい結果を残しました。
期待通りの二大会連続の金メダルを獲得した柔道のYAWARAさんを筆頭に、三大会連続金メダルという前人未到の偉業を成し遂げた野村選手。そして締めくくりの鈴木選手は冴えた技のキレで「柔道ニッポン」の復活を強く印象付けたのは、まだ記憶に新しいところです。
さらに、圧倒的な強さで二冠を達成した競泳の北島選手。史上最も過酷といわれたマラソンコースを、見事な走りで制した野口選手。また彗星の如く現われ、鮮やかに金を浚っていったような競泳の柴田選手。そして体操ニッポンの復活を告げる男子団体の金メダル。
逆に日本選手団のキャプテンにも抜擢され、大いに期待されながら呆気なく敗れ去った柔道の井上選手と、昨日採り上げたプロ野球の代表チームは最も期待外れであり、また騒がれただけで予想通りの惨めなテイタラクで実力のなさを天下に知らしめた男子サッカーと女子バレーボールには目を覆うばかりでしたが、総体的には非常に見どころの多い大会だったと言えるでしょう。
その四年に一度の祭典も、昨日の男子マラソンを最後に幕を閉じました。波乱の大会に相応しく、締めくくりのマラソンでは前代未聞の狼藉モノが現われるというとんだはプニングにも見舞われましたが、とにもかくにも無事に日程を終了した選手の皆さんには、(結果を残せなかったヤツも含めて)お疲れ様と労ってあげたいところです。
以上が連日のように深夜までテレビに張り付いていた、五輪オタクのワタクシの雑感でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿