2004/08/28

J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲(第3番)



 6曲の組曲は、それぞれが前奏曲(プレリュード)で始まり、アルマンド、クーラント、サラバンド、メヌエット(第3番・第4番はブーレ、第5番・第6番ではガヴォット)、ジーグの6曲構成となっている。

 組曲ごとにひとつの調性で統一される。各楽曲はプレリュードとアルマンド(元来舞曲であるが当時その性格は失われていた)を除いて舞曲であるが、一見単純な構成のなかに多声的な要素が盛り込まれ、重音奏法も駆使して一つの楽器とは思えない劇的かつ多彩な効果を出す。


3番 ハ長調 BWV1009
  4分の3拍子。主音から舞い降りるように、順次下降する旋律がスケール大きく展開される。後半の波のような分散和音の連続から重音の連続に至る過程は、圧倒的な高揚感がある。

※出典 Wikipedia

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