2004/08/02

東京読売巨人軍・中間総括part4

 毎月恒例となっているこの企画ですが、実は今月はスキップしてしまおうかと真剣に考えたくらいにGの低迷は情けなさを通り越し、最早呆れてしまうくらいです。最も常連は殆どが野球に興味のない人やアンチGばかりなので、寧ろスキップしてくれた方がちょうど良いくらいに思っている人の方が、大多数であろうとは思いますが・・・

ともあれ、ほぼベストのメンバーで戦っていてさえ5割維持がやっとというこのテイタラクでは、丸々一ヶ月近くに渡ってエースと4番を欠いて戦わなければならない、オリンピック期間の8月には一体どうなる事やらと、考えただけでも虚しい気分になってきます。無論、オリンピックに投手と野手の中心選手を一人づつ欠くのはどのチームも同じ条件ですが、なにせGの場合は4番の高橋はともかくとして、ただでさえ何人もいないまともに使えてある程度の計算の立つ、数少ない投手の上原を1ヶ月も欠いたまま戦わなければいけないというのは、他チームに比してもかなりの出血を余儀なくされると言って過言ではないでしょう。

ペナントレースもそろそろ終盤に差し掛かってきましたので、ここまでのG戦士の働きぶりをワタクシなりに査定し、3つのカテゴリに振り分けて採点をしてみようかと思います。

●合格者
野手
90点以上=阿部、ローズ、小久保
・阿部・・・バッティングに関しては100点に近い。
・ローズ・・・数字に加え、全試合出場も高評価。
・小久保・・・前半休みがちだったのを除けば、ほぼ文句なしの働き。

80点以上=仁志、清水
・仁志・・・今年は本当にいい働きを続けている
・清水・・・このくらいは当たり前という気もするが、いぶし銀の味

70点以上=高橋
前半の不調がチームの足を引っ張ったが、途中からは実力を発揮

投手
70点以上=上原、工藤
・上原・・・全体的にあまり良いとは思えないものの、悪いなりにそれなりにまとめるところは評価
・工藤・・・開幕後の前半の働きを考えて高評価したい

60点以上=久保
先発では落伍だったが、抑えに回って良くなったのでギリギリ合格点

●落伍者
野手
50点以下=ぺタジーニ、二岡、元木、後藤
・ぺタジーニ・・・本当は30点以下に入れたいところだが、客観的にはこのくらいか。
・二岡・・・開幕出遅れは大きくチームのマイナスに響いた。
・元木、後藤・・・出番自体が他との兼ね合いだが、可もなく不可もなしか。・

30点以下=清原、斉藤、江藤
・清原・・・出ている時はいい活躍をしたものの、なにせ怪我が多過ぎ。
・斉藤・・・今頃出てきているようでは評価しようがない・・・
・江藤・・・前半絶好調の時に使われず不運な面が強いが、これからの頑張り次第。

投手
50点以下=木佐貫、シコースキー、ランデル
・木佐貫・・・G低迷のA級戦犯。使い方にも問題はあるが・・・
・両外人投手・・・起用法に疑問を感じるところが多かった面はあるが、やはり抑えの助っ人というには物足りなさは否めず。

30点以下=岡嶋、高橋尚
・岡嶋・・・解雇したいところだが、時折良いピッチングをする事があるからなー。
・高橋尚・・・シーズン半分以上役に立たないのでは論外。

●解雇決定
20点以下=コーリー、桑田
10点以下=河原、前田
これらにはコメントの必要もないだろう・・・ただただ消えて欲しい

無論、評価とは言ってもまだまだシーズンは終わったわけではなく、これからが本当の勝負なのである。チームとして優勝する事が最も大事であるのはいうまでもないが、ローズ、小久保、阿部の三人には個人タイトルのチャンスがあるし、前半出遅れて今の低迷の原因を作ったぺタジーニ、二岡、斉藤、投手では久保、木佐貫、高橋尚らが残るゲームで完全燃焼して優勝に貢献するのが義務である。殊に去年に続いて今年もここまでいいようにやられ続けている阪神には、残り全勝するくらいにしっかりとお返しをしてくれるんだろーなー ヽ(`Д´)

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