2005/05/05

「堀バカカントク」休養願い

 プロ野球が開幕して、1ヶ月が経ちました。Gが開幕3連敗に始まり、1015敗で最下位というまさかのテイタラクで、僅か20試合少々を消化したばかりのこの時点で、早くも首位の中日と7ゲームもの大差を付けられ、優勝は絶望的という記憶にないほどの酷い4月スタートとなってしまった。

単に最下位というばかりでなく、チーム打率、チーム防御率ともリーグ最下位で、両リーグ合わせてもかろうじて「別格」の楽天よりは幾らかマシというレベルに停滞しているのは、なんとも情けない限りである。この停滞の原因を論っていけばキリがないが、突き詰めていけば総ては「堀バカ」の責に起因する、と言っても過言ではないでしょう。

そもそもこの「堀バカ」めは、長いキャンプの間、一体なにをしていたのでしょうか?

いや、今キャンプだけに限らない。かつてミスターが監督を務めていた時に、投手コーチとして投手陣に関しては全権を任されていた(しかも自ら志願して)にも関わらず、数年間に渡って課題の中継ぎ以降抑えの投手陣の整備が出来ぬまま、一体何年をノウノウと過ごして来ている事でしょうか?

これでは「名球界投手」の看板が、泣こうというものである。しかも育てる能力(も意欲も)ないばかりに止まらず、起用法にも大いに問題があるから救い難い。バカの一つ覚えのようなシコースキー、久保、林、前田といった、試合展開を無視したワンパターンの起用で、ここまで勝てる試合を幾つ落としてきた事か。4月は自慢の打線がこぞって貧打に喘いだとはいえ、まともな監督なら悪くても1312敗くらいで収まったはずで、ぶち壊し屋・ミセリ独りだけでも3つ以上は落としているのは、衆目の一致するところでしょう。

さらに打順の組み方(に限らず何もかもが)も、不可解極まりない。打撃技術に関しては、球界でも指折りの清水という素晴らしい選手を、何が気に食わないのか頑なに起用せず、20試合を消化して1割がやっとこさという12球団一のダメ害国人に拘るところなどは、最早気が狂っているとしか言いようがない。 さらに技術が低い上に、チャンスにも滅法弱い仁志なんぞを1番に固定して、恬として恥じない愚かしさよ。ローズが激怒して暴れたのは、決して褒められた事ではないだろうが、このようなド素人采配に操られては確かに暴れたくもなろうというものだ。

ちなみに、ワタクシの考えるベストオーダーは、以下の通りである。

1
(左)清水
2
(二)二岡
3
(中)ローズ
4
(三)小久保(好調なら清原)
5
(右)高橋
6
(一)清原(小久保)
7
(補)阿部
8
(遊)元木(斉藤)

3-7番は誰が何番を打ってもおかしくないが、リードに問題のある阿部(バッティングは、この中でも1番素晴らしいかも)は、現状のまま負担の軽い7番に固定しておくのが良いだろう。

投手陣に関しては、抑えの投手が終盤にあれだけ考えられないほど打たれて逆転ばかりされているのは、ストライクすらまともに入らない投手を大事な場面で使うベンチと、阿部のリードにも問題があると考えざるを得ないため、阿部の最終打席が済んだところでベテラン西山あたりで「守備固め」をするという発想も必要であろう。

いずれにせよ、仏頂面をして漫然とベンチにふんぞり返っているだけでは、事態は絶対に好転するべくもないのである。今後の成績次第では、フロントには5月中にも早めに断固たる「英断」を下してもらいたい。

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