例によって時差の関係で決勝種目が深夜の時間帯に集中してしまったため、あまり観戦することが出来ませんでした。
まあまあマトモに観たといえば、最後の土日に行われた男女のマラソンくらいのものでしょうか。
いずれも「ながら視聴」だったため「観戦記」というほどに立派な物が書ける道理のあろうはずはないですが、元々ワタクシなんぞにその種の骨のある読み物を期待するような奇特な御仁はまずいないことでしょうから、ここは開き直って「勝手総括」をしちゃおうかと。
陸上といえば、我々日本人が最も期待してしまうというか、逆にいえば毎回これくらいしか期待できるものがないのが女子マラソンです。
今回は五輪金メダリストの高橋尚子選手がエントリーしておらず、日本人選手が金メダルを逃したのは残念でしたが、それでもメダリストが2人も生まれたのは圧巻でした。
日本人で3番目の選手が、全体でも4番目というのは凄いことです。
前の日に行われた男子マラソンを観て
「個人競技であるマラソンで、団体成績なんてものに意味があるのか?」
などと文句を書き連ねたワタクシですが、ゲンキンなものでこの日の女子の「団体・金メダル」には大いにナットク。
もっとも、4人もエントリーしていながらメダルにかすりもしなかった男子マラソンには情けない思いがしましたが、これで精鋭揃いの女子と同じ「団体・金」という評価が転がり込んできたのは、どう考えても不公平の極みですねー。
それにしても毎度の事ながら、日本の女子マラソンは凄い!
今回のメンバー以外にもまだまだ錚々たる顔ぶれが数人、さらには別格官幣大社の高橋尚子選手が満を持して控えていることを考えれば、来年のオリンピックを考えただけで早くもゾクゾクしてきます。
さて、今回のパリ大会での日本人選手からMVPを選ぶなら、やはりヒネクレ者のワタクシも殆んどの人が挙げるであろう、末続選手を挙げないわけにはいかないでしょう。
とかくTV実況などのオーバーな表現には辟易とさせられる事が多いのは確かですが、こればかりは掛け値なしの「歴史的快挙」といえましょう。
そしてTV中継といえば、最後にやはりこれに触れないわけにはいかないのが、邪魔でしょうがなかったワケのわからぬ「スタジオ映像」です。
折角、世界最高峰のアスリートたちの高度な戦いが目の前で繰り広げられているのだから、そのナマの映像を坦々と流していればよいものを、一つの競技が終わるたびにちょこまかと切り換わる「スタジオ映像」ってのには、一体何の意味があったのでしょうか?
これが目の覚めるような色男とピチピチの美人アナのコンビならばまだしもサマになろうというものですが、サル顔の兄ちゃんと地味なオバサンのコンビでは飾りにもならず、番組構成上いかなる必要性があったのかと首を傾げざるを得ませんでした L(>0<)」
0 件のコメント:
コメントを投稿