ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲集『四季』第3番「秋」

第1楽章（小作農のダンスと歌） 

小作農たちが、収穫が無事に終わり大騒ぎ。

ブドウ酒が惜しげなく注がれる。

  彼らは、ほっとして眠りに落ちる。 

第2楽章（よっぱらいの居眠り） 

大騒ぎは次第に弱まり、冷たいそよ風が心地良い空気を運んで来て、すべての者を無意識のうちに眠りに誘う。

チェンバロのアルペジオに支えられて、ソロヴァイオリンは眠くなるような長音を弾く。

第3楽章（狩り） 

夜明けに、狩猟者が狩猟の準備の為にホルンを携え、犬を伴って叫んで現れる。 　獲物は、彼らが追跡している間、逃げる。

やがて傷つき、獲物は犬と奮闘して息絶える。

※Wikipedia引用

　ヴィヴァルディは『合奏協奏曲集「調和の霊感」作品３』（1711年出版）で、コレルリらのコンチェルト・グロッソ（合奏協奏曲）を完成させ『ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」作品８』（1725年出版）で、トレルリやアルビノーニが試みたソロ・コンチェルト（独奏協奏曲）の形式と奏法を発展させて、古典派協奏曲の形式を準備した。

　7年後に生まれた、バロック音楽の大成者のJ.S.バッハに多大な影響を与えたことなど、協奏曲、特に独奏協奏曲に於いて音楽史上重要な作曲家と言える。

※　http://www7a.biglobe.ne.jp/~omesys/index.htm　引用