2003/11/24

ダイエー《日本一セール》で散財

 もう1ヶ月近くも経ちますが、プロ野球で日本一になり優勝セールをしていたダイエーに行きました。

特に当てがあったわけではなく、偶々用事で前を通りかかって気軽に寄ってしまったのがいけなかった。

ちょうどジャケットの安物が入用でもあり、紳士服売り場へ向かうと

《ジャケット2900円!》

というビラが、早速目に入った。

(まあ、どうせバーゲン用のショボイやつだろう・・・)

と期待もせずに見てみると、これが意外にも(値の割りには)生地、デザインともなかなか悪くはない。

こう見えても案外とオシャレなワタクシは、所有しているスーツはいずれも5桁を下らない(当たり前か!)ものばかりだから、《どうでもいい時用》(といって、私服ではチト差し障りがある場合)として、デザインと色のそれぞれ異なる2着を買うことにした。

そうなると今度は、やはり色とデザインの合いそうなズボンも欲しくなります。

なにせ2900円に合わせる《どうでもいい時用》のズボンなので、安ければ安いほど良いという思いで見ていると

1900円スラックス!》

が、ワゴン狭しと吊るしてあり

(これで上等!)

と早速、物色に入ります。

このコーナーの品は総て 《裾上げ済み》という商品なので、無精者のワタクシは

(こりゃ手間が省ける!)

と快哉を叫んだのも束の間、よく見ると固定の股下サイズが「67」、「70」、「73」、「76」 の4種類しかありません。

股下なんて何cmだったか覚えがないから、ともかくも試しに一番長い「76cm」を試着しますが、これがオハナシにならぬくらいに、全然短いではないか。

試着した感じでは「80cm」でもまだ幾らかは足りなさそうな気がしましたが、このコーナーは「76cm」が上限なので、仕方がない。

(みんな、こんなに足短いんか〜い!)

などと、嘆いてみたところで始まらないので他のコーナーへと河岸を変え、結局3900円のまあまあのヤツを、やはり色違いで2本買いました。
 
 折角だからと、ついでにシャツを見に行きます。

ワタクシは、グンゼなどの「肌着シャツ」が嫌いで、学生時代からTシャツを肌着代わりにしているため、Tシャツは薄手・厚手合わせると優に数十枚を数えますが、好みが激しく気に入ったものしか着ないので、実際に間に合っているのは10枚あるかないか。

というわけで、またしても物色しますが(バーゲンにしては)高い割りに、あまり良い物が見当たらない。

先の2900円のジャケットは確かにお値打ちでしたが、全体的に見て

《日本一セールにしては、ちとショボイ》

と思い「ファッションセンターしまむら」という安い店へ、河岸を変えることになりました。

20代の頃は、食費を削っても衣料品にはお金を掛けていたくらいの「着道楽」でしたが、最近はエンゲル係数が年々、上昇カーブを描くのに反比例して、普段着のシャツなどは専らディスカウントストアやらスーパーのワゴンを漁っている始末。

おまけに元来が無精な性質なので、買い物にはあまり出ない方ですが無精者の常として、たまに出る買い物では余計な物まで衝動買いしてしまう癖があり、気が付いてみるといつも「まとめ買い」になってしまっているのは、それでも欲が深いせいでしょうか。

ともあれ「しまむら」へ行くと「遠赤外線ナントカカントカ」とかいう、見るからに暖かく着心地の良さそうなフリースシャツ(580円)を見つけ、早速3枚をカゴに入れる。

さらに、シーズンオフに入ったカジュアルシャツのお値打ち品(500円)を、やはり3着。

気に入ったのは色を違えて複数揃えて買うのが、昔からの習慣なのである。  

これだけでも、既に予算を大幅にオーバーしてしまっていますが、一旦買い始めると止まらないところがあり、さらに近所のスーパーへ夕食を買いに行ったついでに見つけたビジネスシューズ(980円)を「どうでもいい時用」として2足買ってしまいました。

結局、安物ジャケットを買いに行ったつもりが「消費税含め占めて約2万円」  という思わぬ散在となってしまった。

ま、それでもスーツを買う事を思えば大した事はないか。

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