2004/03/09

フランク ヴァイオリン・ソナタ(第4楽章)



ベルギー出身の作曲家兼オルガニストであるフランクが、1886年に作曲したヴァイオリンとピアノのためのソナタは、フランス系ヴァイオリンソナタの最高傑作といわれる。4楽章からなり、いくつかの動機を基にして全曲を統一する循環形式(フランクが得意とした作曲技法で、交響曲ニ短調でも用いられている)で作曲されている。

また、このソナタはピアノとヴァイオリンの音楽的内容が対等であり、ピアノはヴァイオリンの伴奏ではなく、ヴァイオリンも単なる独奏楽器ではなく、ピアノとヴァイオリンの二重奏曲と呼ぶべき大曲である。

4楽章は、ヴァイオリンとピアノのカノン風の楽想による自由なロンドソナタ形式。最後を飾るにふさわしい輝かしいフィナーレである。
Wikipedia引用

0 件のコメント:

コメントを投稿