2004/03/07

フランク ヴァイオリン・ソナタ(第2楽章)


 《ピアノが3小節の序奏を弾いた後、第一主題を提示します。激しく感情が蠢くような、うねりのようなものを感じます。この楽章を通じて、このうねりのような感情の起伏が支配しています。第2主題は、少しおおらかで美しいものです。全体は、展開部を持つソナタ形式によっています。2つの主題は、どちらも循環の基本要素に基づいています》
 
《元々このような室内楽のジャンルは、あまりにも渋すぎてどうも苦手でした。でも、初めてフランクのヴァイオリンソナタを聞いたときは

「室内楽は渋いなんて、誰が言ったの?」

という感じで、たちまち大好きになってしまいました。

誰だったでしょうか、この曲を聞くと

「匂い立つような貴婦人が風に吹かれて、浜辺に立っている姿がイメージされる」

と言った人がいました。まさに、その通りです。

「どうも私は室内楽は苦手だ」と言う方がいましたら、是非一度お聞きください。そんな先入観なんかは吹っ飛ばしてくれることだけは保証します》
出典 http://www.yung.jp/index.php

0 件のコメント:

コメントを投稿