2004/05/02

Cisco認定試験合格

 午後の受験を選んだのは、朝が弱いのに加え午前中を最後の復習の仕上げ時間に充てる事が出来るためである。午前は白川公園で復習を終えた後、昼食を済ませて試験会場に入り受付を済ませると、PCが何台か置いてあるだけの誰もいない狭い部屋に通された。

試験はPCで行い、教材や本など不正な持込みがないか監視員が居るものと訊いていたが、実際には誰もおらず別室からカメラで監視している、という話だった。そんな中、試験がスタートした。

Cisco認定試験は、コンピュータープログラムでランダムに出題される65問から成り、1000点満点中823点(当時)が合格ラインである。単純計算では54問以上正解で合格となるが、実際の採点方は複雑で問題によって配点が変わってくるらしく、配点や採点の方法は公開されていない。問題の傾向や出題形式などは、受験経験者との情報交換を見越して目まぐるしく変えていると言われ、事前にわかっていたのは「一旦先の問題に進むと、二度と前の問題には戻れない」  という点だけだった。

それだけに90分という時間配分を考えながらも、慎重に一問一問をこなしていかなければいけない。計算用に渡された紙と鉛筆で時間と自己採点をしながら、一問ずつ進めていく。90分で65問という事で、一問辺り一分と少ししか時間がないのが気になっていたが、気付けば60-70分程度で総ての問題を終えた。

自己採点では正解が58問前後、どう少なく見積もっても56問は正解のはずで、巧くすれば60-61問くらい正解していてもおかしくはない自信があったから、単純計算では合格ラインは明らかに超えているはずだ。

(思ったよりは、簡単な気がしたが・・・これで落ちているという事は、よもやないよな・・・)

と合格の手応えは強かったが、なんといっても結果が出るまではわからない。 「採点」ボタンを押してから、画面に結果が表示されるまでの時間が、やけに長く感じた ( ´-)y-~~

おめでとうございます!

アナタはこの試験に合格しました。

合格ライン:823/1000、認定トレーナー:925/100

にゃべ様の得点:950/1000
※実際は英語表示

 今までの勉強の成果が評価されたという安堵感と、これで少しは転職に有利になるかという期待が半分。いずれにしても初回で950点は、考えていた最高の結果以上の思わぬ高得点だった。

 (まだまだ、ひとつの資格だけではモノ足らん・・・)

と次のターゲットにしたのは、Microsoft認定資格である。

Microsoft認定資格はCisco認定に比べ難易度が低いというのが専らの評価だったが、それはあくまでNTトラックまでの話であり、当時はちょうど2000トラックが出始めた頃。この時期を境に「Microsoft認定も(Cisco認定並みに)難易度が上がった」とも言われた。

それまではどちらかといえば、Cisco認定がTCP/IPなど汎用的な知識を問われるのに対し、Microsoft認定の方はWindowsなど製品知識が主だったが、2000トラックに変わった時点で出題範囲が広くなり、製品知識に加えCisco認定同様の汎用的な知識も問われる試験になっていた。

通信技術に関してはCisco認定ほど専門的ではないが、Microsoftの場合は独特の「意地の悪い試験」として知られた。90分で65問、合格ラインが1000点満点中823点以上のCisco認定試験に対し、12050問で合格ラインは1000点満点中640点以上と一見楽そうだが、一問が数十行にも渡る長文問題が続く上に引っ掛け問題が多く、実力以上に運が左右する部分が大きいとも言われた。その難関を目指し、新たな独習が始まった。

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