2004/04/01

プロ野球開幕! にゃべ流G構想(後編)



続く5番には、迷わず二岡を推します。 なにせあれだけのパンチ力があり、なおかつチャンスにも強く3割くらいの確実性は計算できる二岡が、去年までのように2番というのはなんとも勿体ない事で、これは原監督の大きな失敗だと断言しても良いくらいで、今年から二岡にはクリーンアップの一角を担って貰う事になります。

原監督の少ない功績の中で最大のものは、重要なトップバッターに清水を抜擢した事でした。職人肌の清水が、本来の調子を戻していればまさにうってつけですが、依然として昨年のような不振が続くようなら、思い切って快足の若手・鈴木を実戦で使いながら鍛えて行くのが理想です。しかし現実問題としてまだ荷が重いようなら、実力を備えた斎藤をトップに据え鈴木は2番に置いておき、目の前で勉強をさせながら核弾頭を二枚にしていく事も可能かもしれません。
 
下位打線では、まず6番にもう一枚大砲を並べたいところで、ぺタ若しくはローズのどちらか4番から外れた方を据える事で、打線にかなり重量級の厚みが増してきます。7番は1番であぶれた斎藤、鈴木、清水のうちのどれかで、どれもが定着しない場合はサブ的に小細工の得意な元木、後藤、川中、福井といった、シーズンを通しては働けないだろうが、それぞれひと癖のある高度な技術を持った選手たちを、調子を見ながら入れ替えで配していく。これらの選手は、状況に応じては2番に回しても違和感がないでしょう。

キャッチャーの阿部は、本来の調子が発揮できれば6番くらいを任せられる素材とはいえ、しばらくはリードに専念させるため8番に固定しておきます。  こうしてみると思わず自画自賛したくなるほどに、以下の通り真に素晴らしくも理想的なオーダーが出来上がったではないですか。

1番 清水(31分以上、15本以上)(斎藤・鈴木)
2番 鈴木(25分以上、50盗塁以上)(元木、後藤、川中、福井)
3番 ヨシノブ(33分以上、35本以上、120打点以上)
4番 ローズ(3割以上、40本以上、120打点以上)(ぺタジーニ)
5番 二岡(3割以上、30本以上、110打点以上)
6番 ぺタジーニ(32分以上、40本以上、120打点以上)(ローズ)
7番 斎藤(29分以上、20本以上、80打点以上)(鈴木・清水、サブ=元木・後藤・川中・福井)
8番 阿部(28分以上、20本以上・盗塁阻止率リーグ2位以上)(村田) ( )内は、ワタクシが独断で課したノルマです。

 もうお気付きでしょうが、ワタクシの構想ではキヨハラ、江藤、仁志、小久保といったところは代打以外での出番は有り得ません

先発投手陣のローテーションは、堀内構想に準じて上原、木佐貫、高橋尚、林、久保の5人を柱にし、可能な限り完投するまで引っ張る事で、不安定な中継ぎと抑えは極力使わない方針を貫くのが賢明でしょう。上記5人のローテーションが崩れた場合の穴埋めや、連戦で谷間が出来たところは工藤、真田を中心に穴を埋めていきます。言うまでもなく、背信(疑惑?)投球の多いクワタ投手の出番は、点差が開いてどうでも良くなったゲーム展開に限定されます。      

投手陣のノルマは、以下の通りとなります。

上原(16勝以上・7敗以内・防御率2点台以内)
木佐貫(13勝以上・8敗以内、防御率3点台前半以内)
高橋尚(14勝以上・8敗以内、防御率3点台前半以内)
林(13勝以上・8敗以内、防御率3点台以内)
久保(13勝以上・8敗以内、防御率3点台以内)
工藤(8勝以上・4敗以内、防御率3点台以内)
真田(6勝以上・4敗以内、防御率3点台以内)
 
このノルマは決して不可能ではない設定のはずであり、全員がこの通りに働けばこれだけで8347敗となり、余った試合は5割程度としても最早V奪回は疑いのないところでしょう。

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