2003/10/25

シューベルト ピアノ五重奏曲「ます」第2楽章




※ピアニストの顔芸のウザさと、シューベルト特有の繰り返しのしつこさはご愛嬌w

《「ます」というタイトルで知られているこのピアノ五重奏曲は、シューベルトの室内楽のみならず、全室内楽作品を通じて最も有名な作品の一つである。  

しかし、その編成は少し変則的だ。

この作品は、友人のフォーゲルに誘われて風光明媚なシュタイアという町を訪れたことが創作のきっかけとなっている。

滞在中に知り合った、この町の鉱山長官のワインガルトナーがシューベルトの歌曲「ます」を大いに気に入り、このテーマを使ったピアノ五重奏曲を依頼したからである。

さらに、ワインガルトナーは当時話題になっていたフンメルの五重奏曲と同じ楽器編成の作品を依頼したために、ちょっと変わった編成の作品が仕上がった。

ピアノ五重奏の一般的な編成は、ピアノと弦楽四重奏(ヴァイオリン2,ヴィオラ,チェロ)だが、ここではピアノ、ヴァイオリンが1となり、代わりにコントラバスが加わった。

これは、チェロの愛好家だったワインガルトナー自身が、その腕前を存分に発揮できるようにするためだったようで、最低音をコントラバスが受け持つためチェロが自由に動き回るようになった。

その結果、シューベルトならではの親しみやすいメロディに加え、時折しっかりとした低音部が聞こえてくる部分があるのが特徴となった》
※ http://www.yung.jp/index.php 引用

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