2003/10/25

浪人マッハが発狂? ( ̄▽ ̄;)!!ガーン



 志望大の受験に失敗し、浪人生活を送っていたマッハ。

離れのビルの部屋が

「勉強するには、手狭だから」

と、隣の空き部屋の一つを知らぬ間に我が物とし、どこからか持ち込んできた机を置いて2部屋を占領して篭城していたが、食事時以外は終日この部屋に蟄居したきり。

狂ったように勉強しているのやら、或いはもっぱらヨソ事ばかりにウツツを抜かしているのやら、まったく外部からは窺い知ることの出来ないという、どことはなしに胡散臭い状況が続き

「実際、何をやっているのか、知れたものではないな。
いずれにしろ、浪人なんてばかげた真似は、今年1年限りだからな。
来年までは、面倒は見きれん」

と頑固オヤジもすっかり匙を投げたように、疑惑を募らせていた(後年、マッハの蟄居していた部屋のベッドの下から、大量の『プレイボーイ』やら『平凡パンチ』やらが発見される。それらの大半は、某有名女優のグラビアで占められていた)

そして、いよいよ書き入れ時という感じの夏から秋にかけてくると、マッハの様子は目に見えておかしくなって来た。

同じフロアにある部屋に住むミーちゃんの証言では、周囲が寝静まった丑三つ時に突如として大音響でワケの解らない音楽をかけたかと思えば一転、シーンと静まり返った部屋から化鳥のようなとんでもない奇声を発したり、また深夜になるとプロレスの悪役よろしき黒覆面を被り闇に紛れて夜な夜な外出と、良識あるものたちの理解を超える奇行のオンパレードとなるらしい Ψ(ーωー)Ψ

元々、人一倍デリケートな性質だけに、今になって考えると軽度の受験ノイローゼか、或いは一風変わってはいるが変人なりの気分転換のようなものだったのかもしれなかった。

が、普段から家族とのコミュニケーションがなかった事に加え、昼夜逆転の夜行性がすっかり身に付き

「どうも最近、様子がおかしいよ・・・こんな調子で一体、どうなるのかしらねー」

と、母も半ば呆れ顔。

妹・弟ばかりか、両親からもすっかり不気味がられたマッハ。

この先、一体どうなってしまうのか?

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