2003/10/19

2003虎鷹シリーズ毒舌日記(第1戦) (= ̄∇ ̄=)


 プロ野球・日本シリーズの期間中、Caféstamyメニューというコーナーに毎日、リアルタイムでこの 「虎鷹シリーズ毒舌日記」をupしてきた。  

当初は、この地味なコーナーでひっそりと済ませておく予定だったが、ワタクシの立てた予想が自分でもビックリするくらいに、最初から最後まで殆んど寸分違わずといった調子でズバリズバリ的中していった事もあって、改めて読み直してみると案外、読み物としても楽しめる内容になっているではないか。
ならばいっその事、これらの日記を一つに纏めてしまえば、改めてシリーズ総括をするよりは、リアルタイムの臨場感があって読み物としても面白いのではないか、と考えた。

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第1戦 ダイエー5ー4阪神 
G党にとっては、今年のシリーズは一抹の寂しさはあるものの、安心して観戦する事の出来るシリーズでもある。  

純粋に、最高レベルの野球を堪能したいという思いでTV観戦を始めたのだったが、やはり見ているうちにボルテージが上がってくるものだ。

ダイエーの王監督は巨人時代はワタクシもファンでしたし、G党のワタクシにとって(特に今年の)阪神は憎い存在なので、どうしても知らぬ間にダイエーに肩入れしてしまうのは仕方がない。  

今年の阪神の、あの《甲子園》での驚異的な勝率と熱狂的な応援の中では、セリーグのチームでさえ1年間を通して、あれだけ散々に翻弄されつづけてきた訳だから、相対的に日頃から観客の少ないところで戦っているパリーグのチームが《甲子園》で阪神を倒すのは、殆んど「不可能に近い至難の業」と言ってもよいだろう。  

ところが幸いにして、今年のシリーズはダイエーの本拠地である福岡から開幕しますので、ダイエーは福岡ドームでの4ゲームを総て勝てば《甲子園》には関係なく、日本一に輝く事が出来るのである。  

逆にいえば、ダイエーとしては《甲子園》の3つのゲームでは、3連敗を覚悟しておくくらいに腹を括って、地元では一つも落とせないくらいの心構えをしておく必要があるのだ。  

少なくとも、当面の課題となる最初の福岡での2ゲームは絶対に勝っておき、精神的に余裕を持って行かないと、あの《甲子園》の雰囲気に呑み込まれてしまう事になるのは必定であろう
 
 さて、そんな中で迎えた第1戦。  

両チームの20勝投手がイマイチの出来ながら、ゲームとしてはまさに最高の舞台で演ずるに相応しい、非常に見応えのある素晴らしいものになった。  

終始押し気味に、ゲームを進めるダイエー。  

しかし持ち前のしつこさで、ガッチリと食い下がる阪神。  

まさに両チームの持ち味が、そのままハッキリと出たような展開だ。  

(どうも、嫌な予感だなぁ。  
これって、いつもの阪神のペースじゃないかな?)  

いつもこうしてモチャモチャとやっていると、知らぬ間に逆転で勝っているのが、今年の阪神の不思議な強さでした。  

いずれにせよ、後に控える《甲子園》での3連戦を考えると、地元での緒戦を落とすような事があれば、早くも限りなく絶体絶命というような崖ッぷちに追い込まれるダイエーであり、またシリーズ自体の興味も半減してしまいますから、ワタクシの応援にも思わず力が入ってしまいました。  

そうしてシリーズ初戦を飾るに相応しい好ゲームは、また劇的な幕切れを用意してあった。

 ダイエー、サヨナラ勝ちで先勝!  

よっしゃー、まずはこれで益々面白くなってきたぞー。

2戦も、この調子でダイエー連勝だー!

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