唐突ですが、明日からしばらく東京のビジホに滞在する事になります。場合によっては、そのまま東京の片隅か近郊のどこかのマンスリーマンションへ引っ越して、しばらく定住になるかもしれないし、或いはそのまま永住になるかもしれません。無論、再度地元に帰るという可能性も、否定は出来ませんが・・・
(なぜ、東京に・・・?)
に関しては、オイオイと触れていく事になろうかと思いますが、世間の狭さに嫌気がさしたとか当地でやっていく事に色々な意味で限界を感じた、という側面もあります。
ご存じの通り、ワタクシ自身は今更東京に憧れるような歳ではありませんし、或いはこの歳になって東京進出などは周囲の目には酔狂にも映るかもしれませんが、結局日本は東京を中心に廻っているのが現状であり、殆んどの会社が本社を東京に構えるという現実があるからには、大規模な環境で腕を揮うためには東京へ出るしかないであろうというのがワタクシの結論であり、無責任な外野が何と言おうが自分の人生は自らの手で切り拓いていかなければなりません。
名古屋周辺では、それなりに実績あるワタクシも、こと東京となると人脈もまったくなく、またあったとしてもどれもが出し抜けに頼っていくほどに親しいわけではないので、いわば徒手空拳でどこかにあるかないかわからない岸を目指して未知の大海に泳ぎ出す心境であり、既にそれなりの覚悟は固まっています。具体的には殆んど身一つで乗り込んで行き、これからの人生において真に充実感を味わえる仕事に就く事になるか、或いは上手くいかないままに(元々乏しい)軍資金が底をつけば、どこか場末の公園辺りで某フセイン氏のように一面髭に包れた汚らしい姿でダンボールにでもくるまって、深夜の若いカップルの痴態を覗くのを唯一の楽しみとしながら、蓑虫のように転がっているのが関の山であるという可能性も否定出来ません。それでも、やりたくもない仕事でチンタラと時間の切り売りをして虚しい日々を送るよりは、(低いレベルであっても)自由がある分だけ幾らかマシではないかとも思われます。
ワタクシの性格が甚だワガママなせいか、これまでに係わってきた各社の営業マンの(クライアントの顔色ばかり窺っている)働きに不満ばかりを募らせて来ましたが、最早それも限界に達しました。しかしながらフリーのエンジニアという立場の人間が、窓口となる会社の営業マンらと信頼関係を築けなくなってしまっては、おしまいです。そして現に、その「おしまい」なドン底の状況にまで陥ってしまっているのがこのワタクシですから、決して笑い事ではないのです。事態は、まったく深刻といわざるを得ないところに来ているのです。
単純に言えば、かつて営業から「不満ばかり言うけど、営業は出来ないくせに・・・」などと言われた事があり「よーし、じゃあやったろーじゃねーか!」というのが事の本質であるとも言えます。無論、営業の大変さは薄々承知のつもりです。技術者としてならば、どんな未経験の最新技術といえどマスターする自信はありますが、営業となればもとより「看板」がモノを言う日本の社会において「会社」というバックボーンを持たない得体の知れぬ風来坊が、果たして相手にされるかどうかさえ疑わしいであろう事は承知の上です。その上で、敢えて「自己完結を貫くのだ!」という決意は揺るぎません。
あの偉大なモーツァルトは、自己の生活環境を芸術に一切持ち込まないのを身上とし、床を嘗めるような極貧の生活を続けながらも、そういった事はリスナーには一切感じさせない天上の微笑のような、美しい音楽ばかりを創り続けた偉大な天才でした。この「いつもニッコリと笑顔を浮かべて、ジョークを連発する愉快な社交家・・・しかし、よく見れば目にはいっぱいの涙が・・・」という美しい生き様に倣い、ノートPCを持参して活動するワタクシは、事情を知らない人が見ても気づかない程度に、これまで通りホームページ更新をしていく予定」であります。途中でノートPCを質草に出すような事になれば、ネットCaféからでも更新は続けていくつもりです。したがって更新がなくなった時こそは「フセイン某二号」化と見て、ほぼ間違いない事でしょう。
とか何とかゴチャゴチャ御託を並べ立ててきましたが、無論こんな事をするからには自分なりには成功させてみせる自信あっての事であるのは言うまでもなく、これまでも根拠なき自信に支えられてどうにか生きて来られたものでした。なにせ中途半端なままで、このまま朽ち果ててしまうわけにはいかないのです。
(なーに、東京などは所詮イナカ者の集まりだし・・・まあ、見ておれ・・・)
というのが出発前の心境なのでご安心を(って、誰も心配などしてないか。
ではでは、行って来まーす (  ̄∇ ̄)ノ
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