2004/01/25

ラーメン

 自慢ではないが、料理をする事は殆んどない。

殆んど」と言うからには、多少はする事があるのか?

と問われれば、インスタント食品に限って「yes」だ。

最もよく作るのは夏場は冷麦とそうめん、冬場はインスタントラーメンで、特にインスタントラーメンに至っては、一人暮らしを始めた大学生時代からだから、最早すっかりスペシャリストの域である。

それはさておき、それだけの長い期間に渡り飽かずに食べ続けているように、大のラーメン好きである。

より正確には、ラーメンに限らず麺類はそば、きしめん、うどん、焼きそば、焼きうどん、冷し中華、さらにはパスタも総て好きなのだが、家でも外でも最もよく食べるのは夏場はざるそばやざるきしめん、冬場はもやしをどっさりと入れたラーメンである。

社会人となり名古屋へ出るようになってからは、ラーメンの旨いのが嬉しかった。

中でも、最も旨いと感じたのは「長崎ちゃんぽん」の店だ。

ここは麺が隠れてしまうくらい、鍋で炒めた野菜をどっさりとぶち込んで良くだしの効いた、そして大好物のあの丸くて太い麺の旨いこと旨いこと。


一度食べて、すっかり病み付きとなってしまった。  

ところで名古屋というと「みそ味」で有名だが、なんでもみそ味にしたがる名古屋も何故かラーメンに関しては「みそラーメン」は主流にはならず、有名店は殆んどが「しょうゆらーめん」だ。

週に6日はみそ味のランチを食べながら、赤出し汁を欠かさなかった経験もあるワタクシも「みそラーメン」は特に好きでもない。

これは必ずしも個人的な嗜好だけではないようで、あの白味噌を絶対に許さない名古屋において、白スープのラーメンである「寿がきや」がダイエーや地元の大型スーパー「APITA」や名駅地下街などにも幾つも店を構え、いずれもが盛況をなしているところからもその根強い人気の高さが窺える。

 
最も足繁く通った店といえば「餃子の王将」チェーンだ。

この店のラーメンとギョーザを食べながら飲むビールの、なんと旨い事か!


ラーメン好きには、旨い店があると訊けば県外にまでも出かけていくという御仁も珍しくないそうで、かつて横浜にラーメン博物館が出来た時は、全国からラーメンファンが殺到したというニュースも耳にしたし、住んでいる吉祥寺にはラーメン屋が多く、あちこちで行列が見られるのが日常である。

勿論、無精者のワタクシは、これらの店に並んで入ったことは一度もない。

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